ASI1600MMPro の非冷却タイプです
マイクロフォーサーズサイズのセンサーを採用したモノクロ非冷却カメラです。

OLYMPUS製のマイクロフォーサーズカメラOM-D E-M1に採用されているパナソニック製センサーMN34230 (ピクセルサイズ 3.8μm)を採用したASI1600シリーズは DSO(ディープスカイオブジェクト:銀河、星雲、星団など)の撮影に適しており、惑星撮影にも使用可能です。
-25℃における300秒のダークファイルは
こちらにあります。参考にしてください。
マイクロフォーサーズサイズの冷却カメラとしてこれまで主流にあったKAF8300との比較は以下の通りです。

上記の比較表からは
・ピクセルサイズが小さい→微細構造の描写に適している
・転送速度が速い→惑星撮影にも向いている
・ダイナミックレンジが広い→階調の広い画像が得られる
などの利点がわかります。
感光度分布は以下のようになります。
保護ガラスはARガラスです。
筐体寸法は以下の通り

望遠鏡・レンズ側の接続には本体にTマウントオスを備えています。この場合のバックフォーカスは6.5mmとなり、接続リングや接続機器の選択肢が増えました。
オプションの
マイクロフォーサーズ用マウントアダプターが使用可能です。
マイクロフォーサーズマウントを使うことで市販されている各社カメラマウント用のアダプターを使うことで各社のカメラレンズが使用可能です。
その中で、お薦めアダプターを
こちらに集めています。
そのほか、ZWO社の
MiniEFWや
Xagyl社 の
薄型USB電動式フィルターホイールの使用も可能になりました。
Tマウントのメスメスアダプターも付属しており、その場合はバックフォーカスが17.5mmになります。
CanonのEFレンズを使用する場合には
EOS-T2アダプターZWO版を使用します
カメラを三脚用ネジで固定するための
専用三脚座付リングも使用可能です。
適用ソフトウェアは以下の通りです
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技術仕様
センサー: 4/3″ CMOS
センサーサイズ: 17.3mm×13.0mm 対角21.9mm
有効画素: 1628万画素 4656(横)×3520
画素サイズ: 3.8μm
フル解像度での 最大 FPS:23FPS
露出時間: 32μs-2000s
ROI: 可能
読出しノイズ: 1.2e @30db gain
QE peak: TBD
飽和容量: 20ke
ADコンバーター:12bit
インターフェース: USB3.0/USB2.0
対応接続規格: 2インチ差込み / 1.25インチ(31.7mm差込み) / M42XP0.75(Tマウント)
保護ガラス:AR ガラス
外径直径: 62mm
重量: 140g
本体フランジバック: 6.5mm (アダプター使用時17.5mm)
稼働温度範囲: -5℃〜45℃
保管温度範囲: -20℃〜60℃
稼働湿度範囲: 20%〜80%
保管湿度範囲: 20%〜95%